山 行 報 告 【記 長谷川】
2005・10/2 西上洲 二子山 メンバー長谷川



アキノキリンソウ キツリフネ セキヤノアキチョウジ タムラソウ ツリフネソウ



トリカブト ノコンギク 岩場に咲く大文字草 垂壁



【コースタイム】
所沢6:30⇒坂本8:50→登人荘9:05→股峠10:05→西岳10:40〜10:55→魚尾道峠11:30→坂本12:50⇒所沢15:45


 坂本に向けてバイクで走る。
 登山口より登り始めるが道はボサが多く歩きにくい。国道に出て登人荘の上から再び登山道に入る。沢沿いの急な道を股峠まで上がる。

 反対側から10分で来られる林道があるそうだ。直登ルートを選んであがる。かなり急な岩場だが新しい鎖が設置してある。数年前に転落死の事故があったそうな。今日は鎖を触らないことにする。

 垂壁のところもあるが、石灰岩の手が切れるようながっちりしたホールドが豊富にある。頂稜の一角に出ると視界が開け、両神山が眼前に迫る。

 中央稜に2パーティー取り付いているのが良く見える。豪快なクラックのあるいいルートだ。西岳で小休止の後、魚尾道峠に向けて出発。しばらくは岩稜伝いで楽しいところだ。迂回路もあるが岩稜を忠実にいく。

 急な下降が終わると植林帯となり、すぐに魚尾道峠に着く。眼前には石灰岩を削り取られて無残な姿となった叶山の跡がある。ここには「牢穴ルンゼ」というちょっと素敵なルンゼがあったのだ。

 臨海部や六本木ヒルズの超高層ビル群とオーバーラップして見える。眼前に今歩いてきた稜線が望める。あとは穏やかな道を坂本まで下るだけだ。
 途中、小鹿野で立ち寄った蕎麦屋は、山菜天ざる600円也で味もよくよかったヨ。



色づきはじめた岩稜 坂本より二子山を望む 両神山を望む 西岳を望む